昭和60年（1985年）6月「オランダ村のシンボル・帆船【プリンス・ウィレム】デビュー！」
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
先日紹介した旧長崎オランダ村の続編です。施設の目玉としてオランダに依頼して造ったのが17世紀最大のオランダ帆船でした。
昭和60年(1985年)6月、現地オランダの造船所で、この木造帆船の命名式が行なわれました。オランダ村の松田皜一会長(当時)が「プリンス・ウィレム」と命名、シャンパンが割られ船の完成を華やかに祝いました。
「プリンス・ウィレム」2000トンはオランダに残る帆船技術の粋を集め、細部にまでこだわって復元建造されました。
完成後はオランダの特殊な運搬船に乗せられて海上輸送され、この年の8月佐世保港に到着。その後まもなく西彼町のオランダ村へ曳航、係留され一般公開が始まりました。
公開初日のこの日はNBCニュース６の森キャスター(当時)が船内から船の造りなどについて詳しくリポート。話題の帆船を一目見ようと、当日はなんと1万人がオランダ村に詰めかけました。
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