昭和44年(1969年)【記憶の中のレジャー施設】~「亜熱帯植物園」オープン!~(6/21)
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ユウガク好評のシリーズ「記憶の中の風景・建物たち」から、2017年まで存在した長崎県亜熱帯植物園の開園当時の映像を紹介します。
この植物園は旧西彼・野母崎町脇岬の山腹を造成して昭和44年(1969年)6月に完成。小学生たちの鼓笛隊が園内をパレードするなどしてオープンを祝いました。
よく使う“広さの単位”でいえば園の面積は“東京ドーム”7個分…とにかく広大な敷地にヤシやソテツ、ビローなど1800種、2万9000本の亜熱帯植物が植えられました。
またガラス張りの温室や橘湾を望む展望所、それにスロープ状の斜面地形を活かして長さ120mの人工の滝も造られました。
植物園は開園以来48年間に渡って市民に親しまれましたが、地すべりなどが原因で平成29年に閉園しました。
*編集後記*
20年以上前の真夏、小学生だった子供を連れて家族で植物園を訪れました。坂道と起伏に富んだ広い園内をまわるうちに、あまりの暑さに親子そろってグッタリ…「今度来るときは涼しい季節にしよう…」この原稿を書きながら懐かしい記憶も蘇りました。(渥)
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長崎ばーどアイ「長崎県亜熱帯植物園」(長崎市)