昭和43年（1968年）「幻の遊園地・長崎スカイランド」
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
55年前の昭和43年(1968年)春に撮影された行楽地のニュースフィルムは面白映像が満載です。最初のシーンは当時長崎市の三景台にあった長崎スカイランドです。市街地を一望できる観覧車はこの遊園地のシンボルで、この日は家族連れなど5000人が詰めかけました。園内を巡るゴンドラや象さん列車、子供たちに大人気のゴーカートなど大型の遊具は昭和レトロのオンパレードです。
一方、唐八景はハタ揚げで賑わっていましたが、今回一押しの映像はそこに集まった若者たちの様子です。小型のレコードプレイヤーを持ち込んで、男女で仲良くフォークダンスを楽しんでいました。きっと定番のオクラホマミキサーやマイム・マイムを踊ったに違いありません。
なんとも時代を感じさせるフォークダンスですが、昭和世代なら一度は運動会などで踊った経験がある人も多いのではないでしょうか…。この日、フォークダンスをしていた若者たちは会社の同僚？それとも大学のサークル仲間だったのでしょうか？かなり気になるところです。
※長崎スカイランドについて
昭和42年オープンの「長崎スカイランド」は長崎市三景台町に４年間だけ存在した幻の遊園地です。遠くは天草灘を望める山の上に屋外プールまで備えた本格的な遊園地でした。
開業後相次いだ台風被害の影響で閉園、跡地は住宅団地に変わりました。
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