「長崎市公会堂」歌謡ショーに8,000人が殺到! ~将棋倒しでケガ人、あわや大惨事~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
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昭和40年(1965)6月18日
楽しい歌謡ショーで大惨事寸前の事故が起きました。昭和40年(1965)6月、福岡県の宣伝会社と長崎市の商店街が「歌のタイトルマッチ」と銘打って長崎市公会堂で開いた歌謡大会で、集まった8000人もの観衆が会場に入ろうとして正面玄関に殺到しました。このため押しかけた観衆は将棋倒しとなり、玄関の縦2メートル、横1.2メートルの大ガラスが破れ、5人が1週間から2週間のケガをしました。現場の混乱はなかなか収まらなかったため、警察は急きょ100人を出動させて整理にあたり事故の拡大を防ぎました。この歌謡ショーはこの年で2回目の開催で、人気歌手の出演や商店対抗の歌合戦などが行なわれました。定員1700人の会場に主催者側の予想を超える8000人が詰めかけたため、自然発生的に秩序が乱れて起こった群衆事故でした。