長崎くんち「小屋入り」~踊り町7か町、本番に向け稽古開始!
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
今から60年以上前の長崎くんちの稽古開始を告げる「小屋入り」の映像です。昭和36年(1961)の踊り町(おどりちょう)は伊勢町、丸山町、東古川町、本古川町、西上町、出島町、駅前町の7か町でした。6月1日のこの日は、伊勢町をトップに、長崎検番の芸妓衆をそろえた丸山町、東古川町や本古川町などの関係者が次々に諏訪神社を参拝し、稽古の無事と奉納踊りの成功を祈願しました。境内は厄入り、厄払いの人たちとかち合って混雑したほか、子店も並んでちょっとしたお祭り気分となりました。7つの踊り町はこのあと、伊勢の宮や八坂神社などを回り、さらに祭りの世話にあたる年番町(ねんばんちょう)などへのあいさつ回りを行ないました。