昭和52年(1977年)「坂の町長崎・お盆にお墓で花火」(8/15)

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0:01:43 昭和52年(1977年)

1977年のお盆の映像です。長崎市寺町の墓地では初盆を迎えた家の人たちが墓に集まり、提灯を灯して故人の霊を迎えました。
長崎のお盆といえば精霊流しですが、お墓で花火や食事をする風習も長崎独特のものです。日が傾きだしたころ親類縁者がお墓に集まり、ご馳走を食べてお酒を酌み交わします。
そして子供も大人も花火をしながら、帰ってきた故人の霊と一緒に賑やかに過ごします。爆竹を鳴らすのは邪気を払うためとされ、鎖国時代に中国からもたらされた文化です。
坂の町・長崎の墓地の多くは斜面地にあります。山手の墓地に提灯と花火の灯かり、夜空に矢火矢(やびや)の光が飛び交う様はとても幻想的で、長崎の夏の風物詩となっています。

【おすすめポイント】
長崎では、ロケット花火を矢火矢(やびや)と呼びます。映像にもありますが、空き瓶などを使わず、2本の矢火矢をうまく組み合わせて飛ばす”大人たちのスゴイの技”を、子供たちは尊敬の眼差しで眺めたものでした。
【おすすめ動画】
昭和53年(1978年)の長崎「土神堂の復元」(5/10)
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