ヘリコプター投入！　稲佐山山頂「スカイウェイ」建設工事　

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00:01:03 平成2年（1990）5月24日

このころ長崎市の稲佐山では、山頂付近に整備される大駐車場と山頂間430メートルを結ぶゴンドラリフト「稲佐山スカイウェイ」の建設が進められていました。このリフトの設置をめぐり、平成2年（1990）5月撮影の映像には、ヘリコプターを使って大掛かりな組み立てが行なわれた当時の工事の様子が記録されています。ゴンドラを運ぶケーブルを支える鉄塔の建設は、大型機械が入らない標高差70メートルの山肌を縫う作業でした。このためスキー場のリフト建設などにあたるヘリコプターにお呼びがかかったのです。駐車場で組み立てられた重さ3トン前後の部品をつり上げ、1基ずつ積み上げていきますが、鉄塔の上で待ち受け、固定工事をする作業もまさに命懸けでした。稲佐山スカイウェイはこの作業から2か月後の平成2年7月に完成しました。