半世紀前の「長崎港ペーロン競漕大会」~ながさきまつり最終日に激走~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
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昭和50年(1975)5月25日
今から半世紀前の昭和50年(1975)5月、長崎港で行なわれたペーロン競漕大会の映像です。この年は長崎市土井首(どいのくび)地区ペーロン協会の江川町、毛井首町、磯道町、土井首町、三和町の5つのチームで、それぞれ色違いのユニホームを着て出場しました。前日までの雨とうって変わってこの日は晴天で、しかも「ながさきまつり」の最終日でした。このためレースを間近に見られる出島岸壁などの海岸にはぎっしり見物客が詰めかけました。レースは松が枝町埋め立て地付近先をスタート地点に折り返し900メートルのコースで行なわれ、各チームは長崎市長杯などをかけて激走を展開しました。このころ長崎のペーロン競漕はそれぞれの地区で実施されていました。その後、長崎伝統のペーロンを名実ともに観光事業として育てていこうと昭和52年(1977)から、各地のチームが一堂に介して同じ舞台で競い合う大会がスタートしました。