台風被害から復旧!野母崎「脇岬海水浴場」〜海岸防災施設完成~
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台風被害から3年がかりで復旧しました。平成2年(1990)5月、長崎市(旧西彼・野母崎町)脇岬町の海水浴場に面した防風林と防潮堤の復旧工事が終わり、この日竣工式が行なわれました。この地区の防風林と防潮堤はそれまで背後地の150戸の人家と畑を潮混じりの飛び砂から守る役目を果たしてきましたが、昭和62年(1987)の台風12号で長さ274メートルに渡って決壊しました。竣工式では当時の町や県の関係者が記念碑の除幕をしたあと植樹しました。完成した長さ274メートル海岸防災施設は林野庁が初めて手掛けた石張りの、傾斜がついた階段状の防潮堤で、激しい波の衝撃を和らげるとともに周囲の自然景観にもマッチするよう配慮されています。