解体前の「レストラン銀嶺」 ~昭和5年創業の名物レストラン~ 

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00:01:15 平成2年(1990年)5月14日

木造モルタルの壁面いっぱいにツタの葉が生い茂り、さながら中世のお城を思わせるような外観でした。平成2年(1990)5月撮影の「レストラン銀嶺」の映像です。当時長崎市の名所の一つにもなっていた銀嶺ですが、建物そのものが建築から100年が経ち、危険になってきたため、新しいビルに建て替えられることになったのです。銀嶺は昭和5年(1930)、ハイカラな喫茶レストランとしてスタートしました。珍しい個室も備え、長崎っ子や社用族などに愛されたほか、長崎の歴史を感じさせる調度品の中で食事ができる雰囲気も人気を呼び、多くの観光客が訪れていました。解体前のこのころ、銀嶺の店内は名残りを惜しむ人たちの姿が後を絶ちませんでした。その後、レストラン銀嶺は平成17年(2005)、長崎市の歴史文化博物館の敷地内に移転しました。

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