昭和43年(1968年)の長崎「長崎駅・歩道橋上での交通量調査」(6/19)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
昭和43年(1968年)6月、長崎市で行われた交通調査の映像を紹介します。
道路の拡幅計画など今後の道路行政の判断材料にしようと、長崎駅前で長崎県による交通量の調査が行なわれました。
早朝から調査員たちが歩道橋の上に座り、国道202号を走る車を計数器でカウントしています。
この日は晴天で気温は25度近くまで上がりました。調査員たちは帽子の下に白い手拭いをかぶり強い日差しに耐えながら、ひたすら車を数えました。
長崎駅前の交通量は九州屈指の多さで、慢性的な交通渋滞を緩和するため1967年までに2つの歩道橋が架けられました。
当時の調査は歩道橋の効果も確かめる目的もあったと見られますが、映像を見る限り交通混雑の大幅な緩和には至っていないようです。
2010年に浦上川沿いの都市計画道路(松山町~元船町間)が開通したことで長崎駅前の交通渋滞は緩和されましたが、今度は別の場所で混雑が大きくなる状況となっています。
駅前を走るスバル360など昭和の名車たちもお見逃しなく!!
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