「樺島大橋」本体据え付け工事 ~長崎半島最南端の島と結ぶ橋〜
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎半島最南端の離島、旧西彼・野母崎町(野母崎町)の樺島(かばしま)と脇岬(わきみさき)を結ぶ「樺島大橋」の本体が架設されました。昭和60年(1985)4月撮影の映像です。長さ227メートル、幅8.5メートル、重さ800トンの大橋の本体がバージ船に積まれて三菱長崎造船所香焼工場から現地に到着し、その後大型クレーン船でつり上げられました。架設作業が始まって6時間後、高さ18メートルのコンクリート製橋脚にぴったり据え付けられると、見物に訪れた地元住民らから歓声があがりました。この橋は樺島の島民1200人(当時)が久しく待ち望んでいた夢の架け橋で、この映像が撮影されてから9か月後の昭和61年(1986)1月に開通しました。