昭和51年(1976年)【平戸大橋】つながる! ~平戸のランドマークの誕生~」(4月)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
NBCのライブラリーには、長崎県平戸地方のランドマーク「平戸大橋」建設のアーカイブ映像が数多く保存されています。その中で今回は、大橋の橋桁がつながって最後のボルトを締める昭和51年(1976年)4月の工事セレモニーなどの様子を紹介します。
真一文字の伸びる橋桁の上で作業員がボルトを締め、当時の山鹿平戸市長らが握手を交わすなどして工事の節目を祝いました。平戸大橋は総延長966メートル、平戸瀬戸を挟んで平戸島と田平町を道路でつなぐ吊り橋で、昭和48年に工事が始まりました。
1年後の昭和52年完成を前に、地元は市や観光業界をあげて大橋を平戸観光に生かそうという取り組みを強めていきました。
一方、平戸・本土間を運航してきたフェリーは大橋開通後は規模を縮小して存続、海上と陸上双方から行き来できるようになりました。