昭和52年(1977年)の長崎「国見有料道路開通」(11/30)
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昭和52年11月、長崎県佐世保市と佐賀県伊万里市を結ぶ国見有料道路が開通しました。
当時の長崎・佐賀両県知事らが出席して式典が開かれ、待望の県境越え国道バイパスの完成を祝いました。
国見有料道路は長崎と佐賀の県境に連なる国見山(標高770m)の中腹を走り、山間部の難所だった栗ノ木峠の下を国見トンネルが貫いています。
両県が50億円を投じてこの道路を建設したことで、スムーズに県境を行き来できるようになりました。 料金所は伊万里市が一望できる場所に設置されました。
この道路の開通に伴い佐世保市側の柚木地区は通行量が増え、道路の拡幅が行われました。付近は小学校の通学路にもなっていることから、当時交通事故の増加も懸念されました。
【おすすめポイント】
国見有料道路は、償還完了に伴い平成19年(2007年)11月30日(金)から無料化されました。