昭和53年(1978年)の長崎「ふるさと発見・口之津」(6/19)

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0:05:26 昭和53年(1978年)

カーフェリーが南島原市・口之津港に入港しています。有明海をはさんで対岸の天草側と30分で結びます。島原半島の南、口之津町の昭和53年の映像です。
戦後ここには船員を養成する海員学校、今の口之津海上技術学校が設立され、多くの若者たちが巣立っていきました。
この日はカッターの訓練や漁船操舵の講習が行われていました。
16世紀、口之津にはポルトガル船が度々来航し、南蛮貿易と共にキリスト教も広まりました。
当時、宣教師ルイス・デ・アルメイが口之津に教会を開き、今の玉峯寺が教会跡地と考えられてました。その後の調査で別の場所と推定されましたが、正確な位置はわかっていません。

映像には、取材当時口之津で新築の家が目立つようになったことやピアノを習う子供たちを送り迎えするお母さんの姿など、日常の風景も記録されています。
天草から到着したフェリーには車が満載。港町・口之津は海上交通の要衝だったことがわかります。

現在ではイルカウォッチングのスポットとしても有名です。

【おすすめポイント】
当時も習い事のお迎えは車だったんですね!

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