昭和53年(1978年)の長崎「ふるさと発見・お諏訪さん、長崎公園」(5/15)
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市の諏訪神社は地元では”お諏訪さん”と呼ばれて親しまれています。そのお諏訪さんと隣の長崎公園周辺の”普段”を撮影した昭和53年春の映像です。
この日は、毎年くんちの出し物が披露される「踊り馬場」の補修工事が行われていました。
長崎公園一帯は”諏訪の森”。曲がりくねった狭い坂道が森の中を通っています。道筋に立つドライバー泣かせの大クスの木は今よりも細いように見えます。
公園には様々な顕彰碑が設置されています。最初に出てくる石柱は「ピエール・ロチ記念碑」です。フランスの文豪で、明治時代の長崎の滞在日記をもとに小説「お菊さん」を書きました。
次に出てくるブロンズ像は、日本初のプロカメラマンといわれる、上野彦馬の像です。坂本龍馬など維新の英傑の写真を数多く撮影しました。
【おすすめポイント】
最近CMなどでよく取り上げられる通称六角堂の坂では、楠の大木が現在よりほっそりとしているのが分かります。