「ねずみ島寒中水泳大会」 ~長崎游泳協会恒例の稽古始め〜
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
40年前のあの恒例行事はどのような感じだったのでしょうか。昭和60年(1985)2月3日、長崎游泳協会の寒中水泳大会が長崎市木鉢町の旧ねずみ島で行なわれました。この行事は游泳協会によるその年の稽古始めとなるもので、小学生から高校生まで120人が参加しました。この日は最高気温がおよそ14度と平年より暖かかったものの、海は身震いするような冷たさでした。子供たちはグループに分かれて海に入り、手に持った板に筆で字を書いたり、古くから伝わる日本泳法などを披露しました。海からあがった子供たちは母親らが用意した芋がゆをすすり、冷えた身体を温めていました。