黒煙に包まれ現場騒然!~長崎の繁華街「思案橋」映画館ビルで火事~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
白昼の火事で繁華街は黒煙に包まれ、現場は一時騒然となりました。昭和57年(1982)12月、長崎市本石灰町(もとしっくいまち)の東映会館の地下飲食店街で火事があり、スナック1店舗およそ79平方メートルを焼きました。出火当時、スナックの男性従業員が1人で寝ていましたが、煙に気づき逃げ出したため無事でした。現場は思案橋から50メートルほど丸山寄りに入ったところで、長崎市消防局は化学消防車など24台を出動させ消火にあたりました。排煙機材を使って地下に充満した煙を抜くとともに泡消火剤を注入するなどして消し止め、延焼をくい止めました。この東映会館は鉄筋地下1階、地上3階建てで、この年の8月にオープンしたばかりでした。