「幻の夜汽車」ラストラン ~さようなら普通夜行「ながさき号」~ 

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00:01:03 昭和59年(1984)1月30日

幻の夜汽車が最後の日を迎えました。昭和59年(1984)1月いっぱいで廃止された普通夜行列車「ながさき号」です。この列車は明治31年(1898)に長崎-門司港間で運行が始まりました。所要時間は上り8時間44分、下りが8時間でした。寝台車が連結されたのは昭和39年(1964)からで、明治、大正、昭和の三代、80年以上に渡って、ただひたすら走り続けてきました。ラストの運行を迎えたこの日、旧国鉄長崎駅には「ながさき号」の勇姿を目に焼き付けようと鉄道ファンらが詰めかけました。そして多くの人たちに見送られながら、上りの「ながさき号」は午後11時定刻通り出発、長崎を離れていきました。当時寝台付きの普通夜行列車は全国に3本だけで、そのうちの一つが「ながさき号」でしたが、鉄道の高速化と合理化を前についに姿を消すことになりました。

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