「長崎市公会堂」改修工事 ~記憶の中の建物たち~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
建設から26年が経ち、傷みが進んでいました。昭和63年(1988)1月、長崎市公会堂では老朽化した施設の改修工事が続けられていました。この日は入り口の階段を削岩機で削って造り直す工事や館内のカーペットを張り替える作業が行なわれていました。市公会堂は昭和37年(1962)に建設され、長崎の文化、芸術の発信の場として改修を重ねながら使用されてきました。しかし築50年以上が経過して老朽化が一段と激しくなり、平成27年(2015)に閉館しました。その特徴的な外観や内装などから「日本における近代建築100選」に選ばれ、保存を求める声もあがりましたが、平成29年(2017)惜しまれながら姿を消しました。なお映像中の音声は長崎市役所関係者のインタビューです。