「浜町観光通り」に新ファッションビル建設へ
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
バブル期の長崎市・浜町商店街は、お洒落なファッションビルなどの建設が次々に計画されました。その一つが観光通りに計画された大型商業ビル(現パトリエ21ビル)です。映像は昭和60年(1985)1月に撮影された浜町の観光通りで、ビル建設が予定されている現地では、それまで建っていた東洋軒ビルの解体工事などが行なわれていました。当時の計画によると、このビルは地下1階、地上10階建てで、地下1階から地上2階までが店舗で、3、4階は会議室やホール、5階から10階は39戸のマンションが予定されていました。このビルの建設予定地をめぐっては当初、西部流通グループの「パルコ」が出店を計画していましたが、地元商店街の反対などから出店を断念した経緯がありました。このパトリエ21ビルは翌昭和61年(1981)3月に完成しました。令和6年(2024)現在、このビルの地下1階から地上2階にはドン・キホーテ浜町店が入っています。