昭和40年(1965年)「最新鋭の南極観測船【ふじ】佐世保港で公開!」(9/6)
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この船の装備には佐世保の技術も注ぎ込まれていました。昭和40年(1965年)9月、海上自衛隊の二代目の南極観測船「ふじ」がお披露目のため長崎県佐世保港に入港しました。
だいだい色とクリーム色のツートンカラーの船体が特徴の「ふじ」。南極圏で厚さ6メートルの氷を割って進むことができる日本初の本格的な砕氷艦で、この年の7月に完成したばかりの最新鋭観測船でした。
この日は入港を記念して甲板でセレモニーが行なわれ、関係者らに船内が公開されました。
最新の技術が詰まった「ふじ」には、デッキクレーンなど地元佐世保の辻産業が造った装備も搭載されていました。
「ふじ」はこの年から任務につき、昭和58年に引退。今は名古屋港ガーデンふ頭で展示公開されています。
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