「カメラスケッチ 」40年前の冬休み初日の風景
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
冬休みの初日、今から40年前のカメラスケッチです。昭和59年(1984)12月25日、子供たちはこの日をどう過ごしていたのでしょうか。進学を控えた受験生たちに〝遊びの冬休み〟はありませんでした。長崎市立山町の旧長崎県立図書館では多くの中学高校生、浪人生たちが参考書や問題集を広げ、追い込みをかけていました。このころ大学入試制度は5教科7科目1000点満点の「共通一次」時代でした。幼稚園児や小学生たちは旧長崎市公会堂で開かれた「クリスマス子供大会」に集いました。参加したのは2000人の子供たちで、マジックショーやものまね仮装コンテスト、子供劇などで盛り上がりました。この日は冬休みに入ったばかりとあって、旧長崎スポーツセンターのアイススケート場には小学生から高校生まで多くの子供たちが繰り出し、長崎で唯一楽しめる氷上スポーツを久しぶりに楽しんでいました。