昭和37年(1962年)「軍艦島、高島航路の名物汽船・夕顔丸 最後の航海」(3/31)

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0:11:12 昭和37年(1962年)
高島、端島(軍艦島)に居た方にはかなり懐かしい映像かもしれません。
撮影は昭和37年(1962年)3月31日。炭鉱の島、高島・端島と長崎港を結んでいた旧三菱高島鉱業所の社船「夕顔丸」の最後の就航風景です。
夕顔丸は日本で建造された最も古い鉄製の船で、この日で74年間の長い務めを終えます。映像には機関室のボイラーが燃焼して力強くエンジンを動かしている様子が記録されています。
途中でカメラは高齢の男性に密着しています。記録が無く誰なのか不明ですが、夕顔丸とゆかりの深い関係者と見られます。
就航最後の最終便はこの日の午後4時20分、長崎港松ヶ枝桟橋から沢山の乗客を乗せて出航、桟橋と夕顔丸の間には別れを惜しむテープが舞いました。
長崎港沖の石炭の島に人を運び、食料や物資を運び続けた明治生まれの小さな鉄の船は、すれ違う船に汽笛を鳴らして“さようなら”を告げました。
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