「洋館ウォークラリー」 ~記憶の中の建物たち~

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00:01:50 昭和59年(1984)11月23日

市民の関心を高めてもらうのが目的でした。昭和59年(1984)11月、長崎市で幕末から大正時代にかけて建てられた洋風建築物をめぐる「洋館ウォークラリー」が行なわれました。このラリーは洋風建築の研究を続けている大学関係者が企画したもので、家族連れや学生グループなど120人が参加しました。一行は、東山手の洋館群や赤レンガ造り倉庫、解体直前の高島炭坑社など20カ所以上を歩いて見てまわりました。長崎に残されていた洋館は、老朽化に伴い昭和50年代から60年代にかけて次々に取り壊され、姿を消していきました。映像の最後には明治時代に建てられた大型洋館の旧香港上海銀行長崎支店が映っています。この建物も取り壊される予定でしたが、保存を求める市民運動の盛り上がりを受けて解体を免れました。平成2年(1990)には国の重要文化財に指定されるなど、長崎市を代表する歴史的建造物の一つになっています。

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