民営化直前の「国鉄長崎駅」の風景 ~直営売店に駐車場~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
分割民営化を5か月後に控えた国鉄長崎駅構内の映像です。昭和61年(1986)11月、このころ長崎駅は民営化に向けた様々な試みが行なわれ、実績をあげていました。駅機関区裏の空き地を利用した直営の駐車場経営もその1つでした。この駐車場は140台収容の規模があり、大半が月極利用者で占められていたことから月平均170万円から180万円を稼ぎだしてしました。駅構内では前年の昭和61年春に国鉄直営の売店「マイタウンショップ」を出店、職員が交代で売り子を務めながら実績を伸ばし、多い時で一月1000万円以上も売り上げました。国鉄の関連団体、鉄道弘済会が運営する「キオスク」も長崎駅構内に4店舗を出してしましたが、販売品目の調整など共存共栄の立場で営業を続け、こちらも売り上げを伸ばしました。