住民待望の「壱岐空港」開港 ~4000人が1番機を出迎え~

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00:00:54 昭和40年(1965)11月15日

離島の壱岐が空路で結ばれました。昭和40年(1965)11月、壱岐空港が開港し、島民待望の一番機が到着しました。この飛行機は長崎航空のダグラスDC-3型機で、この日の午前8時50分、初めての乗客6人を乗せ大村を離陸、福岡の板付空港を経由して、午前10時30分壱岐に着陸しました。空港では、特別機で先着した佐藤長崎県知事(当時)らをはじめ、地元住民4000人が一番機を出迎えました。鼓笛隊の演奏や小旗を振って歓迎した子供たちは社会科見学を兼ねてやってきた地元石田小学校などの児童生徒たちでした。この頃の長崎県の離島航空路をめぐっては、昭和38年(1963)に五島の福江空港、昭和39年(1964)対馬・浅茅湾に水上飛行場の竹敷空港がそれぞれ開港していました。

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