雲仙地獄「キリシタン殉教記念碑」信者1500人参列して除幕式
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
島原半島の雲仙にはキリシタン殉教の歴史がありました。昭和36年(1961)11月、雲仙国立公園のお糸地獄にキリシタン殉教記念碑が建立され、この日、信者1500人が参列して除幕式が行なわれました。キリシタン弾圧が行なわれた江戸時代、このお糸地獄は信者の拷問や処刑に利用され、日本人信者33人が殉教しました。この記念碑は、残酷な弾圧に屈せず信仰を守り抜いた殉教者たちの不屈の精神をたたえようと当時のカトリック長崎教区が設置しました。現地では除幕式に先立ちミサや信者たちによる巡礼が行なわれ、殉教者たちの冥福を祈りました。