「石岳動植物園」30周年 〜レッサーパンダ仲間入り~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
佐世保市の動植物園にあの人気者がやってきました。平成3年(1991)11月、石岳動植物園(現九十九島動植物園・森きらら)でレッサーパンダが公開されました。この施設が昭和36年(1961)の開園からこの年で30周年になったのを記念して行なわれたもので、この日はテープカットや風船をあげてレッサーパンダの仲間入りを祝いました。公開されたのは5歳のオスと4歳のメスで、2頭をひと目見ようと普段の2倍にあたる5000人が動植物園を訪れました。当時2頭にはまだ名前が付いていませんでしたが、その後オスは「レン」、メスは「ミカン」と名付けられました。今も多くの佐世保市民に親しまれているこの動植物園ですが、その当時飼育されていた動物は80種400頭、植物は1200種2万1000本にのぼり、年間の入園者は20万人を超えていました。