キリシタン殉教の地~西坂の丘「日本二十六聖人記念碑」清掃作業  

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00:01:37 昭和59年(1984)11月19日

キリシタン殉教の地、長崎市西坂の丘で、昭和59年(1984)11月、「日本二十六聖人記念碑」の清掃作業が行なわれました。今から400年以上前の慶長元年(1597年)、豊臣秀吉のキリスト教弾圧によって、外国人宣教師と日本人信徒合わせて26人がこの地で処刑されました。この記念碑が建立されたのは昭和37年(1962)でした。26人の殉教者が聖人に列せられてから100周年にあたる年で、彫刻家の舟越保武さんが殉教者たちの遺徳をしのんで3年がかりで制作しました。この日は専門の業者4人がブロンズ製の二十六聖人像の汚れを丁寧に落とし、水洗いしました。翌日には舟越さん自身も西坂の丘を訪れ、記念碑の塗り替えにあたりました。この記念碑の清掃は昭和56年(1981)にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が長崎を訪問して以来3回目でした。

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