拡幅前の「国道499号・大浦海岸通り」~倉庫群そばの抜け道も?!
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
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昭和62年(1987)8月26日
かつての長崎市民病院前、今の長崎みなとメディカルセンター前から松が枝方面、国道499号の「大浦海岸通り」は昭和から平成にかけて劇的に変わった道路の一つです。NBCのカメラは道路が拡幅される前のこの通り一帯を詳しく撮影していました。映像には倉庫の脇から一本手前の道を出入りするバイクや車が映っています。これらの車両は、渋滞する「大浦海岸通り」を避ける形で倉庫群の海側の道を走り、松が枝交差点付近へ通り抜けていたのです。地元の人たちだけが知るこのあたりの〝抜け道〟でした。大浦海岸通りは路面電車が走り、しかも片側1車線しかなかったことから慢性的な交通渋滞が起きていました。その後、建ち並ぶ倉庫群は解体撤去され、大浦海岸通りも拡幅されました。一帯は水辺の森公園の整備などによって、今では当時の面影が全く見られないほど様変わりしました。