昭和39年(1964年)「長崎工業が電子計算機導入~九州の高校初!~」(4月)
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コンピューター関係の仕事をしていた年配の方は、ひょっとしてこの機械に詳しいかもしれません。昭和39年(1964年)4月、長崎県立長崎工業高校に九州の高校では初めての「電子計算機」が導入されました。大きさはなんと高さ1m34㎝、幅1m64㎝、奥行き92㎝もあります。
この巨大な電算機を見に生徒たちも集まってきました。今なら間違いなく「デカっ!」と、驚きの声をあげたはずです。
生徒たちの前で先生が手作業で碁盤の目ようなの基盤に、これまた昔の電話交換機のように配線をつなぎ込み、つまみを回して操作しています。すると今度は、心電図のような波形を記した紙が出てきました。
当時の資料が無く詳細は不明ですが、この巨大電子計算機は建築設計の授業などで使用されたということです。
この当時の電算機はかなりビッグで、高価で、ひときわ異彩を放っていました。ちなみに値段は一式250万円なり…きっとそれに見合うだけの能力を発揮したに違いありません。
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