島原鉄道「愛野駅」~メルヘンチックな造りの新駅舎完成!
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
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昭和61年(1986)10月21日
島原鉄道を一躍有名にしたのは〝愛しの吾が妻〟と読める愛野-吾妻間の記念切符です。その愛野駅の駅舎が新しく建て替えられたのは昭和61年(1986)10月でした。旧駅舎が建築から25年が経ち老朽化したため新築したもので、愛野教会や愛野展望所のトンガリ屋根を参考に教会風のモダンな建物に仕上げました。新しい駅舎は横およそ20m、奥行き2.5m、中央部分の高さ9.4mの木造で、駅長室と待合室も設けられました。このころ記念切符は1年間に7000枚が売れ、実際に各地から駅を見に来る観光客も増えていました。島鉄・愛野駅は〝ロマンの街 愛しの吾妻〟の文字が入り、メルヘンチックな造りの駅舎に生まれ変わりましたが、地元の人たちの反応もまずまずのようでした。