国際定期航路「済州島」行きジェットフォイル運航開始
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
平成元年(1989)10月、長崎と韓国・済州島を結ぶ国際定期航路が開設され、高速船、ジェットフォイル「ながさき」が就航しました。この日は、一番船の出発を前に出島岸壁の国際ポートターミナルでセレモニーが行なわれ、済州島航路のオープンを祝いました。この航路は、長崎バスなど7社が出資して設立した日本海洋高速(JOC)が開設。長崎から済州島までの355キロを4時間半で結びました。長崎県にとって戦前の長崎上海航路以来、実に半世紀ぶりに復活した海の国際線でした。その後、この航路は不安定な気象条件なども影響して就航率を維持することが難しくなり、3年後の平成4年に廃止されました。