昭和36年(1961年)の長崎「活水女子短期大学・卒業式」(3/7)
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3月は「旅立ち」の季節。昭和36年(1961年)3月7日、旧活水女子短期大学で行われた厳かな卒業式の映像を紹介します。
この年の卒業生は290人あまり、昭和25年(1950年)の短大設置から10回目の節目の卒業式でした。厳粛な空気に包まれ、ガウンとキャップ姿の卒業生たちが入場。
賛美歌斉唱のあと当時の松本学長が卒業証書を手渡し「困難に打ち勝ち、強く生きてください」とはなむけの言葉を贈りました。
卒業式のクライマックスは活水伝統の魂譲りの儀式、建学の精神を受け継ぐ「たおけ」が在校生に引き継がれました。
式典が終わり、校舎をバックに記念撮影する卒業生たちの姿も。
62年前のモノクロ映像ながら、洋館の校舎がたたずむ活水・東山手キャンパスはひときわ趣きがあります。
この美しいキャンパスは、この翌年(1962年)に公開された吉永小百合主演の映画「若い人」の撮影が行われたことでも有名です。
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