「島原城」天守閣復元工事 ~島原市民の悲願~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
島原城の築城から令和6年(2024)で400周年を迎えました。今から60年以上前の昭和38年(1963)9月には島原城天守閣の復元工事が急ピッチで進められていました。組み上げた足場で天守閣の周りが取り囲まれ、中の様子ははっきり見えないものの、3階、4階へと空に向かって順調に天守が伸びているのがわかります。島原城の復活は城下町・島原の市民の長年にわたる悲願でした。総工費9000万円をかけ復元工事は翌昭和39年(1964)4月に完成。白亜五層の美しい天守閣がよみがえり、地下1階、地上5階の延床面積1975㎡に、キリシタン史料室や郷土資料館、展望台などが整備されました。