三菱重工長崎造船所・ダイナミックな船台進水式 ~夏休み一般公開に5000名参加~ 

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00:01:19 昭和59年(1984年)8月10日

昭和59年(1984)8月、長崎市の三菱重工長崎造船所・立神船台でばら積み貨物船「すぷれいねす」1万9500トンの命名進水式が行なわれました。かつて三菱では船台進水は日常的に行なわれていましたが、徐々に少なくなり、この頃にはめずらしいものになりました。このため、この日は船台進水式が一般に公開され、夏休み中の小中学生や保護者ら5000人が見学に詰めかけました。船主の関係者が支え綱を切断すると、全長170m、幅27m、深さ14mの巨大な船体は船台をゆっくり滑り降り、集まった観衆から大きな歓声と拍手が沸きました。

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