昭和40年（1965年）の長崎「長崎市立高校のタイマツ卒業式」（2/22）
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
タイマツに照らされて旅立ち…そんな感動的な卒業式の映像がNBCに残されていました。
昭和40年(1965年)２月下旬、長崎市金屋町の旧長崎市立高校で行われたタイマツ卒業式です。
この学校は定時制だったため式の時間も夜でした。卒業生は109人、夜間で光量が足りなかったのでしょうか？卒業生の顔に思いっきり照明を当てて撮影しています。
式の後は恒例行事のタイマツで送り出し。灯された火には学校伝統の精神「理想心と真理追究」が込められています。
在校生が持つ400本ものタイマツのアーチが校門から沿道に並びます。卒業生たちはタイマツのゆらめく光の中を歩みながら学校から巣立っていきました。
旧長崎市立高校は創立40周年を記念してこの年の5月に別の場所に移転したため、この日が金屋町の木造校舎で行われた最後の卒業式となりました。
旧長崎市立高はその後、昭和57年に長崎市立第二商業高校と合併して長崎市立長崎高等学校となり、平成12年（2000年）3月に閉校しました。
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