昭和63年(1988年)【長崎大丸】オープン!「~浜町はファッションビル激戦区へ~」(9/26)

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0:02:27 昭和63年(1988年)

バブル期真っ只中の昭和末期、長崎市の浜町商店街は一段と華やかな街並みになり、ファッション業界の商戦も激しさを増しました。その大きなきっかけとなったのが、昭和63年(1988)9月にオープンした「長崎大丸」でした。女性ファッションを中心にした専門デパートで、当日は1000人あまりが長蛇の列をつくって開店と同時に店内になだれ込みました。
長崎大丸は、閉店した岡政百貨店を改装して進出、女性向けの洗練された店舗を増やして客層を絞り込みました。さらに従来のデパートにつきもののファミリーレストランや屋上遊園地も無くなり、地元の高級レストランや洒落た憩いの空間にかわりました。
長崎大丸開店に前後して、この頃浜町商店街はカロムビル(当時)など、ファッション関連のオシャレな店が増えていました。さらに“リカちゃん通り”と名付けられた細長い通りは若者たちにも支持され、店舗の改装も相次ぎました。
道行く若者たちもよりファッショナブルに、よりエレガントに…。そんな昭和最後の時代でした。
長崎大丸は2011年7月末に閉店。その後跡地は2014年、今の「ハマクロス411」に生まれ変わりました。

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