「原子力船むつ」佐世保から大湊に向け出港!
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
昭和40年代後半から50年代にかけて、NBCテレビは原子力船「むつ」関連のニュースを数多く報道しました。その中から昭和57年(1982)8月、「むつ」が改修工事を終え佐世保港を出港した時の映像を紹介します。日本初の原子力船「むつ」は昭和49年、試験航海中に放射線漏れを起こし〝漂流〟。紆余曲折の末、昭和53年に受け入れ先の佐世保に入港したあと、SSK佐世保重工で原子炉を封印したまま修理が行なわれました。この日は「むつ」が係留されていたSSKの岸壁で、「むつ」を受け入れた当時の久保元長崎県知事や辻元佐世保市長ら関係者150人が出席して出航式が行なわれました。このあと「むつ」は3年10か月ぶりにSSKの岸壁を離岸、かつての母港、青森県むつ市の大湊港へ向け出港しました。