中島川の「長久橋」架け替え&「思案橋線」拡張完工式
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市中心部の交通混雑を緩和するため、昭和42年(1967)6月、2つの大きな工事が完成しました。1つは中央橋のとなり、中島川にかかる「長久橋」の架け替え拡幅です。この日は当時の諸谷長崎市長によるテープカットのあと、関係者らが渡り初めをして完成を祝いました。この工事で長さ28mの長久橋は橋幅がそれまでの7mから22mに広がり、新たに4車線16mの車道と両側に3mの歩道が設けられました。
もう一つは思案橋-正覚寺下間260mの道路拡張です。沿線の用地買収を含めて1億4000万円の事業費をかけて道幅がそれまでの9mから22mに広げられました。道路の中央部は余裕があるように見えますが、その後ここには路面電車のレールが敷設されました。この道路は市街地から田上や茂木方面へ通じる唯一の幹線道路で、道幅が狭いことがネックとなっていました。