「佐世保大水害」~相浦川などが氾濫、四ケ町商店街も浸水~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
昭和32年の諫早大水害から10年後、長崎県は再び豪雨災害に見舞われました。五島や県北佐世保を中心に甚大な被害を出した昭和42年(1967)7月9日の「佐世保大水害」です。犠牲者は県内で50人にのぼり、家屋331棟が全壊、25000棟が床上床下浸水などの被害を受けました。特に被害が大きかった佐世保市では1時間に125ミリという佐世保測候所始まって以来の雨量を観測。相浦川などが氾濫し、土砂災害も相次ぎました。中心市街地や国道は広い範囲に渡って浸水し車両も通行不能。四ケ町商店街はまたたく間に泥の海と化し、店舗の奥まで濁流が流れ込みました。