長崎の路面電車・運賃100円に値上げ!
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎市内を運行する路面電車の運賃が100円に値上げされたのは昭和59年(1984)6月でした。子供は据え置きの50円、大人はそれまでの90円から10円アップし、この日から長崎の電車は〝どこまで乗っても100円〟になりました。回数券は90円綴りから100円綴りに変わり、運賃箱の表示も改められました。この頃の運賃箱はレトロな手動式でした。昭和44年(1969)当時の運賃は大人25円、子供15円。それから15年後のこの年、運賃は4倍になりました。映像中の音声は当時の乗客のインタビューですが、「値上げはやむを得ない」などと、否定的な意見はあまり聞かれませんでした。
その後運賃は100円の時代が25年間続いたあと、平成21年(2009)120円へ、令和元年(2019年)には140円へ値上げされました。