高島・池島炭鉱「合同救護隊訓練」
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
昭和60年(1985)当時、長崎県内には高島と池島の2つの炭鉱がありました。これら炭鉱の救護隊による合同訓練がこの年の6月、池島で行なわれました。参加したのは両炭鉱の救護隊員50人。この日の訓練は坑内で石炭が自然発火し煙が発生したとの想定で、煙を充満させた演習坑道を現場に見立てて実施されました。酸素呼吸器にガスマスク、全身フル装備の隊員たちがつぎつぎに演習坑道に入り、発煙箇所の調査にあたりました。また訓練に合わせて保安機器の状態がチェックされ、酸素呼吸器から酸素が漏れていないか調べる気密検査も行なわれました。