「名水百選」轟峡の山開き
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
環境庁の‶名水百選〟に選定されています。昭和60年(1985)7月、諫早市高来町(旧北高高来町)の轟峡(とどろききょう)の山開きがあり、揚柳(ようりゅう)の滝の前でシーズン中の無事を祈願する神事が行なわれました。轟峡は多良岳水系にある自然豊かな渓谷で、高さ13ｍの轟の滝や太龍(たいりゅう)の滝など大小30の滝が点在。清流にはヤマメやアユ、サワガニなどが生息し、長崎県内屈指の〝涼スポット〟として、この頃シーズン中には家族連れや若者など5万人が訪れていました。
轟峡では令和2年(2020)7月大雨の影響で、3人の死傷者を出すがけ崩れ災害が起きました。この惨事を教訓に、梅雨の時期をはじめ大雨や暴風警報などが出されている時は立ち入り禁止の措置が取られるようになりました。
