長崎くんち・八幡町の弓矢八幡祝い船 進水
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎くんちの踊り町の一つ、八幡町の奉納踊りがこの年から新しい出し物になりました。昭和60年(1985年)5月に完成した船で、「弓矢八幡祝い船」と名付けられました。この日、町内の船の格納庫では関係者80人が参加して船の〝進水〟を祝いました。この祝い船は長さ5.5m、幅1.8m、重さ2.5トンの総ヒノキ製です。戦の船〝軍船〟をイメージし、600万円をかけて建造、船上には屋形や2m四方の帆が立てられました。それまでのくんちで八幡町は本踊りなどを出し物にしていましたが、多くの町民が参加できるようにしようと、町として初めて引き物の船で奉納踊りを披露することになりました。