SL列車18年ぶり走行 ~蒸気機関車「あそBOY」~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
真っ黒な煙をあげ、懐かしい汽笛の音がこだましました。長崎旅博覧会を盛り上げようとSLが長崎県内を走ることになり、平成2年(1990)6月、JR長崎本線などで試運転が行なわれました。このSL列車はJR九州が阿蘇山麓で季節運行していた「あそBOY」です。SLが長崎県内を走行したのは昭和47年(1972)以来、実に18年ぶりのことでした。NBCはその力強い走りを様々な角度から捉えるべく多数のカメラを現場に投入、撮影しました。試運転からおよそ1か月後の8月、このSLは「長崎旅博号」として長崎-早岐間を5日間、1日1往復運行。初日の一番列車には家族連れなど150人が乗り込み、蒸気機関車の走りを全身で体感しました。