中島川石橋群・大水害から復旧、架け替え完成

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00:01:21 昭和61年(1986年)5月2日

あの大水害から4年後、中島川の石橋群がようやく全面復旧しました。昭和61年(1986年)5月、長崎市・中島川の芊原 (すすきはら)橋横で開通式が行なわれ、当時の本島長崎市長ら400人が渡り初めなどをして復旧工事の完成を祝いました。1982年(昭和57年)7月の長崎大水害で、11ある中島川石橋群のうち9つが流されるなどして全半壊しました。このうち眼鏡橋など半壊した3つの石橋は昭和59年までに復旧。全壊した残る6つの橋は架け替えられ、この日工事が完了しました。これらの橋は上流から大井手橋、編笠橋、古町橋、一覧橋、芊原橋、東新橋。このうち大井手橋と芊原橋は交通量が多いため、車も通行できる鉄筋コンクリート橋になりました。それ以外の4橋は防災上、アーチの中央部がせり上がった太鼓橋型の「昭和の石橋」に生まれ変わりました。

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