長与船津ペーロン大会~長与川河口で熱き戦い!~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
長崎の伝統スポーツがこの年も始まりました。昭和59年(1984年)5月、西彼・長与町船津地区の「船津ペーロン大会」が開かれました。レース会場は地元を流れる長与川の河口で、3つの地区から3チーム、100人を越す選手が参加。河口から大村湾に設置したブイを回る2100mのコースで3回勝負の熱戦を繰り広げました。この地区の船津ペーロンは100年以上の歴史がありましたが、一時は途絶えていたことから地元住民たちが保存会を結成して昭和50年に復活させた経緯がありました。この日はレースのほかに初節句の赤ちゃんをペーロン船に乗せて海に漕ぎ出し、子供たちの健やかな成長を願いました。