「長崎大学経済学部」移転反対デモ行進 ~学生、教授、同窓会など500人が参加~
ユウガク | NBC 長崎放送映像のタイムマシーン
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昭和39年(1964)6月10日
教授を先頭にした異例のデモ行進でした。昭和39年6月、長崎大学経済学部の移転に反対する大規模なデモ行進が長崎市内で行なわれました。この日参加したのは経済学部の教授や学生、同窓会の瓊林会(けいりんかい)会員ら総勢500人。片淵キャンパスで集会を開いたあと「移転反対」「片淵を死守」などと書かれたプラカードを掲げて市街地を行進しました。この問題をめぐっては、当時の学長が旧文部省の方針などを受けて経済学部を文教キャンパスに移転させようとしたものの、経済学部側が猛反発。「長い伝統とより良い教育環境を捨てなければならない理由がない」などして学部をあげ、全国の経済界で活躍する卒業生たちも巻き込んで反対運動を展開しました。
(昭和40年2月の映像が誤ってアップされていたので、昭和39年6月の映像に差し替えております 2025 06/19)